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404エラーはなぜ起こる?「リンク切れ」がサイトの信頼性を削るメカニズム

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2026/05/29 | R.T.

こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
Webサイトを運用していると、「404 Not Found」という表示を見たことがある方も多いのではないでしょうか。ページが見つからないことを示すエラーですが、「少しくらいなら問題ない」と考えてしまうケースも少なくありません。

しかし実際には、404エラーやリンク切れは、ユーザー体験を損なうだけでなく、信頼性低下にもつながる重要な問題です。「必要な情報にたどり着けない」という体験が、そのまま組織への印象に影響することもあります。

本記事では、404エラーが発生する原因やリンク切れが起こす問題、そしてWeb制作・運用の現場で行われている対策について紹介します。

404エラーとは?

404エラーの基本的な意味

404エラーとは、アクセスされたURLに該当するページが存在しない場合に表示されるエラーです。

正式には「404 Not Found」と呼ばれ、Webサーバーが「指定されたページを見つけられませんでした」と返答している状態を指します。

例えば、以下のようなケースで発生します。

  • ページを削除した
  • URLを変更した
  • リンクの記述ミスがある
  • 外部サイトから古いURLにアクセスされた
  • ファイルを移動したがリダイレクト設定をしていない

Webサイトのリニューアル後に急増することも多く、特にページ構成を変更した際には注意が必要です。

なぜ404エラーが問題になるのか

ユーザーが離脱しやすくなる

ユーザーは、必要な情報を探すためにWebサイトへ訪問します。

しかし、クリックした先で404エラーが表示されると、多くのユーザーはその時点で離脱してしまいます。

特に以下のようなページで404エラーが発生すると、影響は大きくなります。

  • お問い合わせページ
  • サービス紹介ページ
  • 採用ページ
  • 申請書ダウンロードページ
  • 商品詳細ページ

「欲しい情報が見つからないサイト」という印象は、ユーザーのストレスにつながります。

「必要な案内が見つからない」「管理が行き届いていない会社」という印象を与える可能性があります。

サイト全体の信頼性が下がる

404エラーが複数存在しているサイトは、閲覧者に不安感を与えます。

例えば、以下のような印象を持たれることがあります。

  • 更新されていないサイトなのでは?
  • 情報管理が甘いのでは?
  • 本当に運営されているのか?
  • 問い合わせしても大丈夫か?

リンク切れが放置されているだけで、企業や組織のブランドイメージに悪影響を与えることがあります。

SEOにも悪影響はある?

404エラーそのものが即ペナルティになるわけではない

Googleなどの検索エンジンは、404ページ自体を問題視しているわけではありません。

存在しないページに404を返すこと自体は、正常な挙動です。

しかし、以下のような状態になるとSEO面でマイナス要因になる可能性があります。

  • 大量のリンク切れが存在する
  • 内部リンクが壊れている
  • クロール効率が悪化する
  • 古いURLが放置されている
  • ユーザー行動指標が悪化する

つまり、「適切に管理されていない404エラー」が問題になるのです。

クロール効率が低下する

検索エンジンのクローラーは、サイト内を巡回してページ情報を収集しています。

しかし、リンク切れが多いと、存在しないページへのアクセスが増え、クロール効率が低下することがあります。

結果として、

  • 新しいページの認識が遅れる
  • 更新内容の反映が遅れる
  • サイト構造の評価が下がる

といった影響につながる可能性があります。

特にページ数の多いサイトでは、404管理がSEO対策の一部として重要になります。

404エラーが発生しやすい場面

サイトリニューアル時

もっとも多い原因の一つが、サイトリニューアルです。

古いURLから新しいURLへ変更した際、301リダイレクト設定を行わないと、過去のリンクがすべて404になります。

例えば、

  • ブックマーク
  • 検索結果
  • SNS投稿
  • 外部サイトのリンク

などからアクセスされた場合、ユーザーはエラーページを見ることになります。

リニューアル時はデザインだけでなく、「URL管理」も非常に重要です。

PDFや画像ファイルの移動

意外と見落とされやすいのが、PDFや画像ファイルです。

ファイル名変更やフォルダ移動を行うと、既存リンクが切れてしまうことがあります。

特にPDFは検索結果に直接表示されることも多いため、注意が必要です。

手入力によるURLミス

HTML記述時の入力ミスも、404エラーの原因になります。

例えば、

  • スペルミス
  • 大文字・小文字の違い
  • 拡張子違い
  • 階層指定ミス

などです。

ローカル環境では問題なく見えても、本番環境でエラーになるケースもあります。

そのため、公開前のリンクチェックは欠かせません。

Web制作会社が行う404対策

公開前のリンクチェック

Web制作では、公開前にリンク確認を実施します。

主な確認内容は以下の通りです。

  • 内部リンク確認
  • PDFリンク確認
  • 画像パス確認
  • 外部リンク確認
  • スマートフォン表示確認

リンクチェックツールを使う場合もありますが、最終的には目視確認も重要です。

実際のユーザー導線を意識しながら確認することで、単純なリンク切れ以外の問題も発見できます。

301リダイレクト設定

URL変更時には、301リダイレクトを設定します。

これは、「旧URLへアクセスしたユーザーを新URLへ自動転送する仕組み」です。

301リダイレクトを行うことで、

  • ユーザー離脱防止
  • SEO評価の引き継ぎ
  • ブックマーク対策
  • 外部リンク維持

などのメリットがあります。

特にリニューアル時には必須とも言える設定です。

カスタム404ページの設置

完全に404エラーをゼロにすることは難しいため、近年では「404ページ自体を改善する」ケースも増えています。

例えば、

  • トップページへの導線
  • サイト内検索
  • お問い合わせ導線
  • 人気ページへのリンク

などを設置することで、ユーザー離脱を防ぎやすくなります。

単なるエラー表示ではなく、「迷子になったユーザーをサポートするページ」として設計することが重要です。

404エラーは「運用品質」を表す

小さなエラーが大きな印象差を生む

404エラーは、一見すると小さな問題に見えるかもしれません。

しかし実際には、

  • ユーザー体験
  • SEO評価
  • 信頼性
  • 問い合わせ率
  • ブランドイメージ

など、多くの要素に影響します。

リンク切れが少ないサイトは、それだけで丁寧に運用されている印象を与えます。

まとめ

404エラーは単なる「ページが見つからないエラー」ではありません。

ユーザー体験やSEO、信頼性にも関わる重要な要素です。

特にサイトリニューアル時や長期運用サイトでは、リンク管理やリダイレクト設計が欠かせません。

Web制作では、見た目のデザインだけでなく、「正しく情報へたどり着けること」も非常に重要です。

道洋行東京支店では、デザインやコーディングだけでなく、公開後の運用やリンク管理も含めたWeb制作を行っています。

「リニューアル後のリンク切れが不安」「現在のサイトに404エラーがないか確認したい」といったご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

当社サービスに関するご相談・お見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者
R.T.

2017年に道洋行東京支店へ入社。Webチームに所属し、主にHTML/CSSやJavaScriptを用いたコーディングを担当しています。デザインの再現性とUIの使いやすさを大切にしています。Web制作のご相談やお問い合わせは、お気軽にどうぞ。