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「SSLとは?」――信頼されるWebサイトの第一歩

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2026/02/12 | R.T.

こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
近年、Webサイトにおいて「セキュリティ対策」は欠かせない要素となっています。特にお問い合わせフォームや採用情報など、個人情報を取り扱うページでは、安全性への配慮が企業の信頼性を左右するといっても過言ではありません。本記事では、Webサイトの安全性を支える重要な技術「SSL」について紹介します。

SSLとは何か?Webサイトの安全性を支える基本技術

SSLは「通信を暗号化する仕組み」

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上の通信を暗号化する技術です。
現在では後継規格であるTLS(Transport Layer Security)が主流ですが、一般的にはまとめて「SSL」と呼ばれています。

SSLを導入すると、ユーザーのブラウザとWebサーバー間の通信が暗号化され、以下のような情報を第三者から守ることができます。

  • お問い合わせフォームの入力情報
  • ログインID・パスワード
  • 個人情報・機密情報
  • 決済情報 など

つまりSSLとは、「情報を盗み見や改ざんから守るための技術」です。

URLが「http」から「https」になる理由

SSLが有効なサイトでは、URLが
http:// → https://
に変わります。

この「s」は“Secure(安全)”を意味し、ブラウザに表示される鍵マークが、暗号化通信が行われている証拠です。

なぜ今、SSLが必須なのか?

常時SSL化はもはや“標準仕様”

以前は、SSLはログインページや決済ページだけに導入するケースが一般的でした。
しかし現在では、Webサイト全体をSSL化する「常時SSL」が標準となっています。

その背景には次のような変化があります。

  • 個人情報保護意識の高まり
  • サイバー攻撃の高度化
  • ブラウザによる「保護されていない通信」警告表示
  • GoogleによるSEO評価基準への組み込み

SSL未対応のサイトは、閲覧時に警告が表示されることがあり、ユーザーに不安を与えてしまいます。

信頼性の低下は企業イメージに直結する

例えば、SSL未対応のサイトにアクセスした際、ブラウザに
「この接続は安全ではありません」
と表示されたらどう感じるでしょうか。

多くのユーザーは、その時点で閲覧をやめてしまいます。
これは企業・自治体にとって大きな機会損失です。

SSLは単なる技術対策ではなく、
“信頼を可視化するための仕組み”
でもあるのです。

SEO対策としても重要なSSL

GoogleはHTTPSサイトを評価対象としている

Googleは公式に、HTTPSをランキングシグナル(検索順位要因)の一つと公表しています。

つまり、SSL未導入のサイトは、

  • 検索順位で不利になる可能性がある
  • ユーザー体験(UX)が低いと評価される
  • セキュリティ面の信頼性が不足と判断される

といったSEO上のデメリットがあります。

特にWebマーケティングにおいて、SSLは最低限のSEO内部対策といえます。

SSL証明書の種類と選び方

主なSSL証明書の種類

SSL証明書にはいくつかの認証レベルがあります。

ドメイン認証(DV)

  • 最も簡易的な認証
  • 小規模サイトや一般的な企業サイト向け
  • 導入コストが比較的低い

企業認証(OV)

  • 実在する企業であることを証明
  • 信頼性を重視する企業・団体向け

EV認証(EV SSL)

  • 最も厳格な審査
  • 金融機関・行政機関・大規模サービス向け

Webサイトの役割や求められる信頼性に応じて、適切な証明書を選定することが重要です。

SSL導入の流れとWeb制作会社の役割

導入は「証明書を入れるだけ」ではない

SSL化には、単に証明書を取得するだけでなく、以下のような専門的な対応が必要です。

  • サーバー設定の変更
  • httpからhttpsへのリダイレクト設計
  • 内部リンク・画像URLの修正
  • SEO評価を維持するための移行設計
  • 常時SSL化後の動作検証

これらを適切に行わないと、

  • 表示崩れ
  • 検索順位の一時的な下落
  • 混在コンテンツエラー(保護されない通信)

といったトラブルが発生する可能性があります。

SSLは“導入して終わり”ではない

証明書には有効期限がある

SSL証明書には更新期限(多くは1年)があり、期限切れになるとサイトに警告が表示されます。

そのため、

  • 証明書の定期更新
  • サーバー環境の継続的な管理
  • セキュリティ設定の見直し

といった運用保守が欠かせません。

Webサイトは公開して終わりではなく、安全に運用し続けることが重要です。

SSL対応は企業の信頼を守る「基盤整備」

SSLとは、単なる暗号化技術ではなく、

  • Webサイトの安全性を確保する
  • ユーザーの信頼を守る
  • SEO評価を維持・向上させる
  • 企業・行政の信用力を支える

といった、現代のWeb運用における基盤そのものです。

SSL対応は「コスト」ではなく、信頼性への投資といえるでしょう。

道洋行東京支店では、SSL導入はもちろん、既存サイトの常時SSL化、セキュリティ改善、公開後の運用保守まで一貫してサポートしています。
安全で信頼されるWebサイト運用についてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

当社サービスに関するご相談・お見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者
R.T.

2017年に道洋行東京支店へ入社。Webチームに所属し、主にHTML/CSSやJavaScriptを用いたコーディングを担当しています。デザインの再現性とUIの使いやすさを大切にしています。Web制作のご相談やお問い合わせは、お気軽にどうぞ。