こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
SNSで自社のWebサイトをシェアしたときに、ページタイトルだけでなく、画像や説明文が一緒に表示されるのを見たことはありませんか?その画像のことを「OGP画像」と呼びます。OGP画像を適切に設定することで、SNS上でのクリック率や認知度を大きく向上させることが可能です。
本記事では、OGP画像の基本から設定方法、活用法までを解説します。
もくじ
OGP(Open Graph Protocol)とは、Facebookが提唱したWebページ情報をSNS上で最適に表示するための仕組みです。OGPタグをHTMLに設定することで、Webページのタイトル、URL、説明文、画像などをSNSで共有した際に適切に表示させることができます。
OGP画像は、SNSで投稿がシェアされた際に表示される画像のことです。ユーザーの目に留まりやすいビジュアルを提供することで、以下のような効果があります:
SNSでの情報発信は、文字だけでは伝わりにくく、視覚的な要素が重要です。OGP画像を適切に設定することで、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなり、Webサイトへの流入を増やすことができます。
OGP画像のサイズはSNSごとに推奨がありますが、一般的には以下の通りです:
比率は1.91:1が最も汎用的で、切り抜きによる表示崩れを防ぐことができます。
HTMLの<head>内に以下のタグを設置することでOGP画像が認識されます。
<meta property="og:title" content="ページタイトル">
<meta property="og:description" content="ページの説明文">
<meta property="og:image" content="https://example.com/ogp-image.jpg">
<meta property="og:url" content="https://example.com/">
<meta property="og:type" content="website">
このタグを正しく設定することが、SNS上で意図した見え方を実現する第一歩です。
OGP画像はSNS上で小さく表示されるため、シンプルで直感的に内容が分かるデザインが重要です。具体的には:
OGP画像は単なる装飾ではなく、情報を伝えるツールです。たとえば、記事の内容を象徴するイメージや図解を使うと、ユーザーが投稿をクリックする動機になります。
SNSごとに画像の表示サイズや切り抜きの仕方が異なるため、主要なSNSに合わせたデザインを用意することもおすすめです。
OGP画像の効果を測定するには、SNSでのシェア数やクリック率を確認します。Facebookでは「シェア数」、Twitterでは「インプレッション数」や「リンクのクリック数」が指標になります。
異なるOGP画像を用意し、どちらがより多くクリックされるかを比較するA/Bテストも有効です。
対策としては、正しい画像URLを設定し、SNSのデバッガーツールで再読み込みを行うことが推奨されます。Facebookなら「シェアデバッガー」、Twitterなら「Card Validator」を使用します。
対策としては、文字や重要要素を画像中央に配置すること、SNS推奨比率に合わせたデザインを作成することです。
OGP画像は、SNSでの情報発信力を高める非常に有効なツールです。設定の基本やデザインのポイントを押さえるだけで、クリック率やブランド認知度を向上させることができます。
リソースをかけずに効果的にWebサイトをアピールする方法として、OGP画像の最適化は欠かせません。Web制作会社としても、OGP画像の設定やデザイン提案を含めたトータルサポートが可能ですので、ぜひ活用してみてください。
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