こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
Webサイトを制作する際、デザインやコンテンツの充実度に目を向ける方は多いですが、実は「導線設計」が成果を大きく左右する重要な要素です。導線とは、ユーザーがサイトに訪問してから目的を達成するまでの道筋のこと。ここを誤ると、せっかくの魅力的なコンテンツもユーザーに届かず、離脱されてしまいます。
本記事では、Webサイトにおける導線設計の重要性と改善ポイントを紹介します。
もくじ
導線設計とは、訪問者がサイトを閲覧する中で自然と欲しい情報にたどり着けるように、ナビゲーションやボタン配置、ページ構成を設計することです。
例えば、企業サイトであれば「お問い合わせ」や「資料請求」、行政サイトであれば「申請書のダウンロード」や「よくある質問」など、ユーザーの行動をスムーズに誘導する仕組みを整えることが導線設計の目的です。
すべてのページに共通するナビゲーションバーは、導線設計の基盤です。
ユーザーが「今どの位置にいるのか」を把握できる仕組みです。情報量が多いサイトほど、迷子防止として役立ちます。
ボタンやリンクで「次に取ってほしい行動」を促すこと。
例:
色や大きさ、配置の工夫がクリック率に直結します。
関連するページへのリンクを自然に配置することで、ユーザーは知りたい情報をスムーズに追いかけられます。SEO対策としても有効です。
まずは「ターゲットユーザーがサイトに訪れて、どのような行動を取るのか」を具体的に想定します。
ユーザーフローを描き出すことで、設計の軸が明確になります。
既存サイトがある場合は、アクセス解析ツール(Google Analyticsなど)を使い、以下を確認します。
改善の方向性が見えたら、以下のような具体策を検討します。
Webサイトの導線設計は、デザインやコンテンツと同じくらい重要な要素です。導線が整っていなければ、ユーザーは目的を達成できずに離脱してしまいます。逆に、適切な導線設計があれば、ユーザーは快適に利用でき、成果も大きく向上します。
もし「サイトを改善したいが、どこから手を付ければいいか分からない」という場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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