こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
今日紹介するのは、ブラウザの拡張ツールとして無料で配信されているとても便利なツール「Lighthouse」の話をしましょう。
天下のGoogleが使っているだけあって、頼れるツールとなっています。
今回も、Web初学者に向けた観点からの紹介になります。
もくじ
Lighthouseは、Google Chromeの開発者ツールの中に標準で組み込まれています。
以前はブラウザ用の拡張機能として配布されていましたが、現在はChromeを使っていれば追加インストールなしで利用できます。

ページを開いた状態で右クリックし「検証」を選ぶと、開発者ツールの中に「Lighthouse」というタブが見つかります。
「ページ読み込みを分析」ボタンを押すだけで、ページ全体を自動的にチェックしてレポートを生成してくれます。

Lighthouseは、主に以下の観点からWEBサイトを評価します。
ページの表示速度や、読み込みのスムーズさを確認します。
画像が重すぎないか、無駄な処理が多くないかなど、「ユーザーが待たされないか」という視点で見ています。
WEB制作者による開発技術以外にも、利用しているサーバーの状況にもよるため、あくまで参考値のひとつと考えましょう。
誰でも使いやすいサイトになっているかを確認します。
文字のコントラストは十分か、画像に代替テキストはあるか、操作が分かりにくくなっていないか…といった点を自動でチェックしてくれます。
昨今、Webアクセシビリティは注目度の高くなっている要素のひとつ。
一方で達成出来たかどうかの判断が難しいところでもあるので、こうして数字で指標が表されるのはとてもありがたいところですね。
セキュリティや、基本的な作法が守られているかを見る項目です。
HTTPSが使われているか、危険な書き方をしていないか、コードにエラーが出ているのを見逃していないか、などをチェックしてくれます。
「上手く出来ているか」というよりは「失敗した作りをしていないか」を判別してくれる機能です。
検索エンジンにとって、最低限理解しやすい構造になっているかを確認します。
タイトルは設定されているか、meta情報は正しく書かれているか、見出し構造が極端に崩れていないかなど。
SEO対策が出来ているかというよりは、失点がないという「SEOを考えるためのスタートラインに立てているか」を確認する項目と考えると分かりやすいです。
ここが100点になっていたとしても、だからといって他のサイトと比べて抜きん出た位置に表示してもらえるわけではないのです。
Lighthouseは、100点を目指すためのツールではありません。
特に学習初期の段階では、満点を取ろうとすると本質を見失いがちです。
重要なのは、
この2点です。
初学者のベンチマークとしては、以下のような考え方がおすすめです。
これを満たしていれば、「WEB制作として成立している」状態と考えて問題ありません。
Lighthouseは非常に便利ですが、万能ではありません。
こうした部分は評価できません。
つまりLighthouseは、技術的な土台をチェックするツールです。
家で言えば、基礎や柱を確認する役割に近い存在です。
WEB制作を始めたばかりの頃は、「これで合っているのか分からない」という状態が一番のストレスになります。
Lighthouseは、その不安を数値と文章で可視化してくれるツールです。
完璧を目指すためではなく、「ここまでできていれば大丈夫」と確認するために使う。
そのくらいの距離感で向き合うと、学習も制作も、ずっと続けやすくなるでしょう。
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