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ブラウザの「開発者ツール」って、何?

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2025/12/05 | R.T.

こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
皆さん、ブラウザには「開発者ツール」があるのを知っていますか?

これは表示させているWEBページの内側で、どんなコードが書かれ、どんな処理が行われているかを見ることが出来るツール。
WEB以外のもので例えるなら…車のボンネットを開けてエンジンの様子を見るとか、電子機器のネジを外して中身を分析する、みたいなことができるとても便利な機能で、一般的なブラウザであれば最初から搭載されています。

WEB開発者はもちろん、これからWEBについて勉強してみようと思う初学者の人にとってもめちゃくちゃ便利なので、知らなかったという方はぜひ試してみてください。

開発者ツールは『サイトの中身を観察する虫眼鏡』

開発者ツールを開くと、HTML・CSS・ネットワーク通信・画像の読み込み状況など、サイト内部の情報が一覧できます。
普段はレンダリングされた「結果」しか見えないWebページの、中身が見られるわけですね。

具体的にはこんなことが分かります:

  • どんなHTMLタグでページが構築されているか
  • どのCSSがどの要素に適用されているか
  • 読み込み速度のどこが遅いのか
  • 画像やスクリプトが正常に読み込まれているか
  • デザインが崩れた原因がどこか

初心者の学習で最も多い悩み、
「書いた通りになってくれない」
を解決するための「答え合わせ」がここで出来るのです。

触ってもサイトは壊れない

たまに「開発者ツールで要素をいじるとサイトが壊れちゃうんじゃ…?」と不安に思う人がいますが、心配はいりません。
開発者ツールでの編集は 自分のブラウザの中だけの一時的な変更
ページを更新すれば元に戻ります。

つまり、

  • CSSを書き換えて見た目をテスト
  • HTMLを編集してレイアウトを確認
  • 要素を消して挙動を確かめる

といったテストが、安全にできるのです。
このコードをここに動かしてみよう、とかCSSのパラメータを変更してみよう、というのが開発者ツール上で実行でき、その結果も直接見ることができます。

これは、学習中の大きな安心材料です。

プロも初心者もみんな使う「共通の道具」

開発者ツールは、初心者が学ぶためのツールであると同時に、プロの現場でも毎日使われています。

  • デザイン崩れの原因調査
  • 本番トラブルの緊急チェック
  • JavaScriptの動作確認

など、用途は幅広く、むしろ使わない日はほぼありません。

つまり、開発者ツールが使える=WEBの現場へ一歩近づけるということでもあります。

初心者におすすめの“最初に触る機能”

開発者ツールは機能が豊富すぎて、全てを使いこなす必要はありません。
まずはこの3つだけ覚えれば十分です。

Elements(要素パネル)

ページのHTMLとCSSを確認、一時的に編集できる。
「どのCSSが効いているか」「どのタグで構成されているか」が一目で分かる必須画面。

Console(コンソール)

エラーが出ていればここに表示される。
「動かない理由」を探す強い味方。

Network(ネットワーク)

ページの読み込みに時間がかかっている場合、どのファイルが遅いのかが分かる。
サイト速度改善の入口にもなる。

まとめ:開発者ツールは“無料で使える最高の学習教材”

開発者ツールは、

  • インストール不要
  • 無料
  • ほぼすべてのブラウザに搭載
  • プロも初心者も使う
  • サイトは絶対に壊れない

という、WEB学習における最強の環境です。

本や動画だけでは理解しづらい「実際の動き」を、画面上でそのまま観察できる。
それだけで、WEBの理解速度は一気に上がるでしょう。

当社サービスに関するご相談・お見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者
R.T.

2013年に道洋行東京支店へ入社。Webチームに所属し、主にHTML/CSSやJavaScriptを用いたコーディングを担当しています。きちんとした文書構造をフロントエンドエンジニアの誉れとし、今はWEBアクセシビリティの勉強中です。Web制作のご相談やお問い合わせは、お気軽にどうぞ。