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Webサイトの品質を左右する「ディレクトリ構造」の重要性とは?

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2025/07/29 | R.T.

こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。

Webサイトを運用していく中で、「サイトがごちゃごちゃして管理しづらい」「目的のファイルがどこにあるのか分からない」といった悩みを抱えていませんか?その原因の多くは、Webサイトの“ディレクトリ構造”にあります。

実は、ディレクトリ構造の設計はWeb制作の基盤。見えない部分ですが、ここを正しく整えることで、運用効率やSEO効果、セキュリティにも良い影響を与えます。

本記事では、「ディレクトリ構造の基本」と「理想的なWebサイト構造のつくり方」について紹介します。

ディレクトリ構造とは?Webサイトの“地図”のようなもの

ディレクトリ構造の基本的な意味

Web制作におけるディレクトリ構造とは、サーバー上に保存されたファイルやフォルダ(ディレクトリ)の階層構造のことです。例えるなら、Webサイト全体の“地図”や“整理棚”のようなものです。

例えば、以下のような構造が基本形になります。

/(ルート)
├─ index.html
├─ css/
│   └─ style.css
├─ js/
│   └─ script.js
├─ images/
│   └─ logo.png
├─ about/
│   └─ index.html

このように、目的別にフォルダを分けることで、誰が見ても分かりやすく管理しやすい構造が実現できます。

HTMLやCSSのファイルも対象になる

ディレクトリ構造には、HTML、CSS、JavaScript、画像、PDFなど、あらゆるWebコンテンツの素材ファイルが含まれます。それぞれを適切な場所に整理しておくことで、更新作業がしやすくなるだけでなく、表示速度やセキュリティにも好影響を与えます。

なぜディレクトリ構造が重要なのか?

管理・更新のしやすさが大きく変わる

Webサイトを長く運用していく中では、情報の更新・追加・削除が必ず発生します。そのたびに「どこにあるか分からない…」「誰が管理していたのか分からない」となると、時間とコストの無駄が発生します。

適切なディレクトリ構造を設計しておけば、

  • 更新作業がスムーズになる
  • 他の担当者との連携がしやすくなる
  • 無駄なファイルが蓄積しにくくなる

といった利点があります。

SEO対策にも好影響

Googleなどの検索エンジンは、Webサイトの構造をクロール(巡回)して情報を読み取ります。このとき、整理されたディレクトリ構造はクロールの効率を高め、サイト全体の評価にもつながります。

特に、

  • URL構造がシンプルでわかりやすい
  • パンくずリストとの整合性がある
  • ファイルのネーミング規則が統一されている

といった点は、SEOにおける評価ポイントの一つとされています。

理想的なディレクトリ構造の考え方

ポイント1:ページの種類ごとにフォルダを分ける

たとえば「会社情報」「サービス紹介」「お問い合わせ」など、ユーザーにとって明確なカテゴリごとに分けることで、情報構造が分かりやすくなります。

ポイント2:共通ファイルは共通フォルダへ

CSSやJavaScript、画像など、複数のページで共通して使うファイルは、専用のフォルダ(css, js, images)にまとめておくのが定石です。

ありがちなNGパターンとその対策

よくある失敗例

  • すべてのファイルがルートに置かれている
  • 不要なファイルが削除されずに残っている
  • 同じ名前のファイルが複数ある(上書きミスの原因)
  • ページ構成の変更に伴って構造が破綻

これらは、初期設計をおろそかにした結果、Webサイトの運用が年々難しくなっていく典型的なパターンです。

解決策:ガイドラインを決めておく

  • ファイル命名規則(例:page-about.htmlstyle-main.css
  • 階層の深さをなるべく浅く保つ(2〜3階層まで)
  • 定期的なフォルダ内整理をルール化

運用ルールを最初に決めておくことで、誰が触っても迷わないサイト構造が保たれます。

まとめ:見えない部分こそ、Web制作の「質」が出る

Webサイトのディレクトリ構造は、訪問者には直接見えない部分ですが、運用のしやすさ、情報の正確性、SEO、セキュリティなど、サイトの品質全体に影響を与える非常に重要な要素です。

「サイトが古くなって管理が煩雑…」「そろそろリニューアルしたい」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

当社サービスに関するご相談・お見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者
R.T.

2017年に道洋行東京支店へ入社。Webチームに所属し、主にHTML/CSSやJavaScriptを用いたコーディングを担当しています。デザインの再現性とUIの使いやすさを大切にしています。Web制作のご相談やお問い合わせは、お気軽にどうぞ。