こんにちは、道洋行東京支店Web制作スタッフのR.T.です。
企業や行政機関のWebサイトは「作って終わり」ではありません。訪れたユーザーが、どんなページを見て、どのような動きをしているのか。その行動を分析することは、成果につながる改善への第一歩です。
本記事では、「アクセス解析を使ったユーザー行動の可視化」についてご紹介します。
アクセス解析とは、Webサイトを訪れたユーザーの情報や行動を記録・分析する手法のことを指します。どのページにアクセスしたのか、どのくらい滞在したのか、どこから来たのかなどを把握できます。
これは、単に「アクセス数」だけを見ていた時代から大きく進化しています。今ではユーザーの動線や行動の傾向まで深掘りできるようになり、マーケティングやサイト改善の根拠として欠かせない存在です。
これらのデータを整理・分析することで、ユーザーの「興味・関心」や「サイト内での迷いや離脱ポイント」が見えてきます。
中小企業や行政機関の多くでは、サイト運用が「更新だけで精一杯」「とにかく新着情報を出すだけ」になってしまっているケースが少なくありません。
しかし、それだけではユーザーのニーズや課題に対応できません。アクセス解析を導入することで、「実際に見られているページ」「誰にも見られていないコンテンツ」などが客観的に分かり、改善のヒントが明確になります。
中小企業や行政機関では、Webの専門スタッフが少ないことも多く、何でも手探りで対応しているケースもあります。
そんな中で、アクセス解析を活用すれば「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」が整理でき、無駄なく効率的な運用が可能になります。
もっとも代表的なアクセス解析ツールです。無料で利用でき、サイトへのアクセス状況を総合的に把握できます。2023年からはGA4へ完全移行され、よりイベントベースの分析が可能になりました。
こちらも無料で利用できるツールで、特に「ヒートマップ機能」に特化しています。ユーザーがどの部分をよく見ているか、どこでクリックしているかなどを、視覚的に確認できます。
アクセス解析は万能ではありません。「ただ見るだけ」では意味がなく、「問い合わせを増やしたい」「回遊率を上げたい」といった目的があってこそ、初めて活用価値が生まれます。
アクセス解析は一度見て終わりではなく、継続的な運用が大切です。月次レポートの作成や改善提案を繰り返すことで、成果が少しずつ積み上がっていきます。
「難しそう」「時間がない」と感じたら、私たちのようなWeb制作会社にご相談ください。ツールの導入から定期的なレポート作成、改善提案まで、トータルでサポート可能です。
アクセス解析は、「見えないユーザーの声」を数値化し、よりよいWebサイトをつくるための強力なツールです。中小企業や行政機関のように、限られたリソースの中でも成果を出したい方にこそ、アクセス解析は強い味方になります。
「アクセスはあるけど成果が出ない」「ユーザーがどこで離脱しているのか知りたい」とお悩みでしたら、ぜひ一度アクセス解析を導入し、ユーザーの行動を“見える化”してみてください。
道洋行では、サイト制作と運用の両面から、貴社・貴団体のWeb活用を全力でサポートいたします。アクセス解析の導入や改善提案についても、お気軽にご相談ください。
当社サービスに関するご相談・お見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。